Pokémon GOをPCで操作する方法
2021/5/14 更新
皆様こんにちは。
突然ですがこのご時世、自宅でお仕事をされてる方も多くいらっしゃるのではないでしょうか?
PCでずっと仕事をしていると、全ての物事をPCで済ませたくなりませんか?
本ブログではPokémon GO(Android)をPCで操作して遊ぶ方法について記載いたします。
必要環境
本記事ではWindows上でのAndroid操作について記載します。
Xiaomi端末を使用していますので、他のAndroidと見た目や設定が違う可能性があります。その点ご承知おき下さい。
本記事はPCを使った位置偽装の話ではありません。
位置偽装についてはこちらの記事をチェックしてみてください。
準備
- Android本体の設定>デバイス情報>MIUIバージョンを連続でタップして開発者オプションを有効にします。
- Android設定>追加設定>開発者向けオプション>USBデバッグ、USBデバッグ(セキュリティ設定)をONにします。
USBデバッグ(セキュリティ設定)がONに出来ない場合は、SIMカードを入れてONにして下さい。
設定できたらSIMカードは抜いて大丈夫です。
- Android設定>デバイス情報>端末の状態>IPアドレス
このIPアドレスをメモっておきます。
日々IPが変わる環境であれば固定化したほうが今後楽ですので、各自ルーターの設定から固定化してください。
端末の設定は以上です。
PCの設定に移ります。 - 以下の手順を参考にADB環境を整備してください。
https://ttkw.hateblo.jp/entry/Android_PS_Xiaomi#Android-デバッグブリッジADB環境を構築する
CMDから「adb」と打ち込んでこのような画面になればADB環境は完成です。 - PCでAndroidを操作するためのscrcpyツールをダウンロードします。
64ビットPCであれば以下をダウンロードします。
最新のものをダウンロードしてください。
ダウンロードが終わったら解凍するだけで準備OKです。 -
PCからAndroidへのネットワーク経路を確保する設定をします。
Androidを再起動したり、ネットワークの状態が変化すると毎回設定が必要なのでバッチファイルを作成します。
以下のようなバッチファイルを2つ作成しましょう。
バッチその1
adb tcpip 5555
※使用するポートは5555以外でも問題ありません。空きポートを使用してください。
バッチその2
CD C:\Tools\scrcpy-win64-v1.17
adb connect 192.168.11.3:5555
scrcpy --window-x 0 --window-y 30 --window-width 633 --window-height 1370 --stay-awake
※このバッチは例なのでCDで階層移動する場所はscrcpyツールを置いたパスに変更してください。
※ローカルIPアドレスは手順3でメモったIPアドレスに置き換えてください。ポート番号も1つ目のバッチで設定するポート番号に。
※--window-x 等のオプションはscrcpy起動時の位置や大きさです。各自好きなサイズに変更してください。
5/14 追記
2台以上の端末をWirelessでPCに表示させたい場合は以下のようにシリアルも指定してください。
scrcpy -s 192.168.11.3:5555
以上で準備完了です。
早速遊んでみましょう!
PCでAndroidを操作してみる
- 準備が完了したらPCとAndroidをケーブルを繋げます。
繋げた状態で「バッチその1」を実行してください。
画面がすぐ消えるかもしれませんが問題ありません。
Androidとのネットワーク経路を確保したのでケーブルを抜いて問題ありません。 - 「バッチその2」を実行してください。
下図の画面が2つ出たら成功です。
※cmdの画面は付けっぱなしの状態で問題ありません。
※バッチその1は都度実行する必要はなく、バッチその2がうまくいかない時だけ実行してください。
※急にうまくいかなくなったりする場合は以下のコマンドを実行してからバッチ1&2を実行してください。それでも失敗する場合は、PC&Androidを再起動してください。
# adbの停止
adb kill-server
# adbを起動
adb start-server
クリックや右クリック(デフォルトでは戻る)で操作出来るかお試しください!
マウスホイールクリックでホームに一気に戻れます。
左クリック連打でレイドバトルなど攻撃連打出来るのは結構面白いですよ!
scrcpyの横にブラウザやDiscordを置いて、動画みたり会話しながらPokémon GOも勿論出来ます。
あと、実は有線を繋ぐだけでもscrcpyコマンド打つだけで簡単に操作出来ちゃいます。
私の環境だとPCからの電力では充電が切れちゃうので無線環境を構築しました。
その他、操作方法や設定などはscrcpy本家に記載されてますので気になる方は読んでみてくださいませ!